悲しい時にゃ悲しみなさい。伊豆の整体院より

目次 ・心と身体は繋がっている ・良い感情、悪い感情

 

過日、知人のお通夜に出席しました。

 

50歳代になったばかりのまだまだ若い、女性でした。

 

家が離れていますので、一度しかお身体を見させていただく機会がなかったのが、少しく残念です。

 

ご主人には大好きな奥様であり、お子様たちにも大好きなお母様です。

 

悲しいこと、これ以上ないくらいだと思います。

 

ここでお通夜だから喪主だから、自分がしっかりしなきゃ、と考えてしまう方も、いらっしゃると思います。

 

『からはだふくらか』のＨＰやブログなどでも、心と身体はつながっているとか、

 

心を癒やすには身体から

身体を整えるには心から

 

の方がより改善しやすいですよ、など言ってきています。

 

心が病むと身体は歪んでしまいます。

 

ではその、心が病む時、というのは一体どういう時なのか。

 

楽しい時、嬉しい時は、歪みにくい感じがありますか？

 

悔しかったり、悲しかったり、怒りという感情は歪みそうな気がしますよね？

 

でも楽しい、嬉しいでも、あまりにその感情が爆発して、有頂天みたいになってしまうと、やはり身体に影響が出そうな気もしてきませんか？

 

感情の大きい小さいで、変わるのかしら、というとそうではないのですね。

 

どんな感情でも、どれだけの感情でも、実は身体に影響を及ぼすことはありません。

 

でも心が身体を歪ませることはある。

 

ならばどういった時に歪みが生じるのでしょうか？

 

それが上で書いた、自分がしっかりしなきゃ、という時なのです。

 

感情は、否定した時にひずみが生まれ、身体に歪みとして現れます。

 

他にも上の状況で言えば、ご遺族の方が、今笑うなんて奥様お母様に悪いとか、不謹慎だとか思って、懐かしい話などで楽しい気持ちを否定してしまうと、歪みが出ます。

 

ＫＹなど少し前に流行りましたが、空気を読んで感情を否定することは、身体を歪めることなのです。

 

感情に良し悪しはありません。

素直に感情を受け止めることが大切です。

 

もっと言いますと、亡くなられた方よりも、まだこれから生きていく人間の方が、大事であるべきなのです。

 

そこで感情を否定して、身体を歪めて、病気になって、、、

というのは亡くなった方が望んでいることだろうか？

 

その方の分まで生を充実させて全うすることを、望んでいるのではないでしょうか？

 

職場や、学校などの人間関係などで悩んでいる場合なども、気持ちを抑えこんでしまうと歪みが生じ、登校や、出社を考えると、頭痛がしたり、お腹が痛くなったり、ということになります。

 

できる限り感情は素直に出してしまえば良いのです。

意外とそれでうまくいったりします。

 

またはイヤな場所からは、遠ざかるということも出来ます。

 

どうしてもその関係を崩せない、環境から離れならない、というのなら、一旦避難して、誰もいない所で発散するとか。

 

森林浴でイヤな空気を吐きだして、良い空気を摂り入れるとか。

カラオケで大声を出すなども、だから効果があるんです。

 

もうすでに身体に歪みが出てしまった場合は、そこから整えていきましょう。

 

知人たちのことは、遠巻きながら見守っていければと思っています。