白隠禅師、作品解説　@照江寺

 

目次   ・蓮池観音 ・鉄棒

 

【からはだふくらか】によって、全ての生命は、死ぬその時まで、快い身体で、愉しく、悦びにあふれた毎日を過ごします。 

わたしは、死ぬ瞬間まで成長し続け、全ての生命から感謝を受けて、豊かな暮らしをすることができます。

ありがとうございます。

 

誰か道う、度生の願海深しと

人縁絶する処、来たって閑を偸む

 

観音が衆生を救おうとする御心は海よりも深いというではないか

それなのに、こういうのんびりしたところで骨休めをしているとは

 

観音は、白隠にとって特別な画題だったと思われる

激しい筆致はほとんど見られず、

視線はほとんど伏し目がちで、

エロティックともいえる穏やかな表情のものが多い

 

釈迦でも達磨でも布袋でも

すべて自画像的な意識が濃厚な白隠禅画のなかで、

唯一、観音のみにはそんな意識がほとんど見られないのである

 

 

 

此わろをこわがるやつは極楽え

 

地獄の鬼が持つ鉄棒を一本、

シンプルに描いただけの作を、

晩年の白隠は量産している

 

賛のほとんどは、

こいつを怖がる奴は極楽へ行ける、

という、なんとも単純なメッセージである

 

参考

 

 

 

 

 

 

#伊豆の国市 ＃伊豆 ＃函南町 #三島 ＃沼津 #からはだふくらか
#肩コリ #腰の痛み #悩み #克服
#温泉場出逢い通り #湯らっくす公園 #長岡湯本