ガンバらない、無理をしないで姿勢をよくする方法

ご覧いただきまして有り難うございます

 

ガンバれる

というのは

言い換えると

無理ができる

ということです

 

ガンバる

無理をする

という言葉は

「やりたいことをしている時」には使いませんね

 

夜通し

カラオケで唄うとか

麻雀をしているとか

ゲームをしているとか

 

そういう時に

ガンバッてるね

とは言いません

 

「別にやりたくもないこと」や

「やらなければいけない

　と思い込んでいること」を

する時に

ガンバる

無理をする

というんです

 

そしてそれが出来る人というのは

カラダを緊張させるクセがありますので

リラックスすることを意識しましょう

 

無意識に常にカラダが緊張していると

筋肉が血管やリンパ管などを

押しつぶしてしまいますので

循環が悪くなります

 

筋肉はやわらかくフワフワであるのが

理想です

 

緊張すると筋肉は

固く縮んでしまいます

 

そうすると周りの筋肉や骨を

引っ張るので

ゆがみが生じます

 

そうした

カラダのゆがみは

さらにだるさや

痛みなどに発展し

ついには病気になります

 

例えば女性特有の

卵巣や子宮の病気など

子宮内膜症だとかも

こういった

循環が悪い状態が

続くことによって起こると考えられます

 

でも

そうだとすると今度は

リラックスすることを

覚えることで病気の改善も

見込めるということもできます

 

ではその

筋肉の力を抜く方法ですが

 

ゆらす

さする

深呼吸

というのが基本になります

 

お風呂につかる

足湯をする

蒸しタオル

お酒も（適量なら）

リラックスできますね

 

腰周りの筋肉が固い場合

良い姿勢がとりにくくなります

 

だからといって

姿勢が悪い状態でいると

痛みにつながりますし

良い姿勢を取ろうとしても

長続きしません

 

そうすると肩のコリなどにも

つながっていきます

 

良い姿勢というのは

一番ラクな姿勢のことで

長時間できる姿勢のことです

 

長時間しているとツラくなる姿勢というのは

見た目がどんなに美しく

良い姿勢に見えても

本当の

良い姿勢ではありません

 

まずカラダの準備をしてから

実際に姿勢を正していく方が

良い姿勢が

カラダに染み込みやすくなります

 

正座が“正座”になったのは

そんなに古い話ではありません

 

武士はあぐらが正座でした

 

正座が“正座”になったのには

それなりの意味があります

 

正座は座骨という

正しく坐るための骨を

利用しやすい座り方です

 

座骨を座面に突き刺すように

坐るとそれだけで姿勢がよくなるのです

 

「姿勢を良くしよう」

と意識すると背中や腰などに

緊張が入るので

一見すると良い姿勢ですが

長い時間はもちません

 

座骨を意識すると

余計な緊張が入らないので

長時間でも

良い姿勢が保てるようになります

 

坐る時は座骨を意識して

少し骨盤を立たせるように

正座での感じを覚えて

椅子に座る時などに

その座り方が出来るようになると

ラクに姿勢がよくなります

 

立つ時は一度つま先立ちをしてから

そっとカカトを下ろしますと

足の親指の下のふくらみ

拇指球に一番

荷重がかかるようになります

 

そうすることで下腹に力が入ります

 

坐った時も同じなのですが

ここに力が入らないと

その分を全身でカバーしなくてはいけなくなり

全身の緊張につながります

 

下腹に力が入ると

まったくここだけですみます

 

腰や背中、肩などに力を入れずにすみますので

カラダがラクになります

 

姿勢を良くしようとすることが

カラダやココロの負担になる場合

それは本当の良い姿勢ではない

ということだと思います

 

本当に良い姿勢なら

その姿勢でいることがラクでなければいけません

 

今のように便利な道具や機械がなかった時代

作業や運搬などあらゆることが

人力でした

 

そこで考えることは

いかにラクにカラダを使うか

ということです

 

こんなに便利になった時代でも

そのラクなカラダの使い方というのは

とても大事です

 

便利にはなりましたが

さまざまな刺激が増えたことで

カラダを緊張させる場面が

とても増えています

 

実際にカラダを動かす場面でなくても

ラクなカラダの使い方が

わかっていれば

常にカラダを緊張させてしまって

不調につながるようなことも

防げます

 

気持ち良いカラダで

新しい年をお過ごし下さいますよう