お尻がペッタンコだと腰が痛くなる!?

ご覧いただきまして有り難うございます

 

 

 

お尻は小さい方が良い

 

という風潮になって

もう30年以上経つのではないでしょうか

 

アメリカでは今

お尻を大きくするのが流行しているそうですが

 

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女性の場合

お尻が小さいと

妊娠した際に

少し大変になる可能性がありますが

 

お尻のお肉がプックリしているか

ペッタンコか

 

 

という違いを筋肉の差と考えますと

 

ペッタンコのお尻の方は

お尻の筋肉をよく使えていない

と考えられるのです

 

カラダの筋肉で使わなくて良い

という筋肉はありません

 

使えていない筋肉があるということは

その分をカバーして余計に働いている筋肉がある

 

と考えるのが妥当です

 

筋肉は過剰に働かせても

動かなさすぎても

固く緊張します

 

緊張することで痛みを感じるようになります

 

お尻が使えていない人は

腰や背中

モモやヒザなどが

余計に働いてくれているので

 

そういった部分に痛みを

感じやすくなるのです

 

少し前に流行りましたが

インナーマッスル

深層筋ともいいますが

 

カラダを支えたり

動きの基になる筋肉は

 

表面の筋肉ではなく

深層筋なのです

 

ですので

腹筋背筋を鍛えることが

カラダを保つことに役立つかのように

思われている方も多く見えますが

 

いわゆる筋トレでは表面の筋肉しか

鍛えられませんので

歩行や姿勢の改善のための

トレーニングにはなりません

 

かえって故障の原因にもなるので

特にお年を召された方は

やる必要はありません

 

筋肉の衰えが原因ではなく

使えてない筋肉があるのが原因なので

そこを使えるようにすれば良いという話なのです

 

その深層筋の代表格に

大腰筋という筋肉があります

 

これは胃の後ろ辺りの背骨から

みぞおちの辺りから

大腿骨の小転子

モモの内側に付いている

 

上半身と下半身をまたぐ

唯一の筋肉です

 

主にモモを引き上げる動きに使う

とされています

 

本来姿勢を保ったり

歩いたりする際に

使うべき筋肉なのですが

 

現代日本人ほとんどの方は

この筋肉を使わずに

 

姿勢を保つためには

脊柱起立筋などの背中の筋肉

 

歩くには大腿四頭筋などの

脚の前から横にかけての筋肉を

使っています

 

これらは表層の筋肉ですので

本来は姿勢を保ったり

歩いたりという際に

メインで使う筋肉ではありません

 

大腰筋を使っていないので

それらをより使うことになり

疲労しやすく

故障しやすくなります

 

大腰筋が使えると

歩くのに足の筋肉を

余計に使う必要がなくなりますので

とてもラクになります

 

とくに登り坂や階段など

スイスイ登れるようになるので

階段を登ることが愉しくなり

エスカレーターやエレベーターに乗るのが

勿体ないように感じます

 

お伝えしたように

大腰筋はモモから背骨にかけて付いている

筋肉です

 

ということはみぞおちの辺りから

足を使う筋肉が伸びているということ

 

足はみぞおちの辺りから

生えているという風に

考えることができます

 

その意識を持って

歩く、立つことで

深層筋を使えるようになっていきます

 

さらに練習法をお伝えしますね

 

何かカラダを安定させるものに

つかまりながらい行ってください

 

片足ずつを前後に

振ります

とくに後ろに大きく振ります

 

ここで注意することがひとつ

 

勢いをつけると

目的の筋肉を使うことができなくなります

 

振る

と表現しましたが

正確には前後にゆっくり動かす

 

と言った方が正しく

 

ゆっくりであれば

ゆっくりであるほど良いです

 

動いてるか動いていないか

分からないくらい

 

というのが理想ですが

最初はどうしても

ある程度の速度でないとできないと思います

 

自分なりのゆっくりさで構いません

振る範囲も無理をする必要もありませんので

やりやすい範囲

出来る範囲で行いましょう

 

そうして

深層筋を目覚めさせ

腰やヒザを痛めにくい

カラダになっていってください

 

ラクラク

スイスイ歩けるカラダになってください